皆さんは普段から勉強していますか?
学生の方であれば勉強しているかと思いますが、今回問いかけたいのは社会人として普段仕事している方々です。大人のみなさん、子供には勉強しなさい!と言いながら、自分は全く勉強をしていないんじゃないでしょうか?「ギクッ!!」と思われた方の言い分として、私は過去勉強してきたから良いんだ。などと言うのではないでしょうか。食べ物で例えると、私は大人だからケーキを食べるけど、虫歯になるし、私も子供の頃はケーキが食べられなかったから健康に良い青汁を飲みなさい。と言っているようなものです。あまりに残酷です。
私は大人こそ勉強が必要だと考えています。その理由を今回は発信します。
今回の記事はこういう人に是非読んで欲しいです。
□全く勉強していない方
□仕事が忙しくて勉強できないと言っている方
□勉強を始めたいけどなにをすれば良いか分からない方
□給料が上がらないと嘆いているだけで何もしていない方
私のTwitterのフォロワーの方々は意識が高すぎて常に勉強ばかりしていますが、世の中そのような人ばかりではありませんし、大半の人が勉強をしていないと考えています。意識が高い方にはこの記事は当たり前に感じてしまいつまらないものになってしまいますが予めご了承ください。
※リアル世界では身の回りに自主的に勉強している人は圧倒的に少ないです
この記事をより多くの人に読んで頂けることを願って書きたいと思います。
1.勉強は2階層に分けられる
まずは皆さんに質問します。
こんな時皆さんだったらどうしますか?
○仕事で分からないことがあった時
○毎年の年末調整書類の書き方がわからない時
○野菜や日用品を安く買いたい時
こんな時は、ネットで調べたり、過去の資料を見たり、人に聞いたり、こんなことをしているんじゃないでしょうか。私はこれも勉強だと考えており、皆さんは普段から身近なところで無意識に勉強しているんです。
普段から勉強しているんだからいいじゃない。それで。
そう思った方もいらっしゃると思いますが、ただ一言で「勉強」と言っても目的に応じた勉強内容があることをご存知ですか?私は勉強について次のように考えています。
私は「勉強」という概念は2階層に分かれていると考えています。1階層目は前述している生活に必要不可欠な部分です。そして2階層目がやってもやらなくても困らない部分です。私はこの2階層目に該当する部分が必要だと考えています。この2階層目に該当する部分は、資格の勉強であったり、仕事内容の深掘りであったり、お金に関する勉強などです。この2階層目について勉強している人が圧倒的に少ないです。
今回の記事はこの2階層目に関するお話であることをまずはご理解ください。
2.私の勉強経験
冒頭から偉そうなことを言っていますが、私の勉強経験は非常に短く、20代の頃は勉強が嫌いで仕方がなかったです。勉強アレルギーでも仕事に必要な資格は取らなければと思い、ピンポイントで勉強はしていましたが、それ以外の期間はほぼ勉強はせず。その後、31歳の頃から技術士二次試験に挑戦することで以前より勉強時間は増えていきます。最近では勉強が生活習慣の一部となり、どんな形式、短時間であっても勉強することを継続しています。
私は建設コンサルタントが本業ですが次のような事を日々勉強しています。
□業界紙の定期購読
□国土交通省HPやその他関係するHPのチェック
□資格取得に関するSNSやブログの閲覧
□お金や投資に関する勉強(先日FP3級の試験を受験しました)
□論文添削などの講師活動を通した勉強
□次の資格取得に向けたリサーチ
書き出すと結構色々なことをやっていますね。今までは仕事から帰ってきて、youtubeを見て、ゲームしてなど、自分のストレス解消のためだけに時間を使ってきましたが、今では時間が惜しいです。数年前に子供が産まれてから、育児にも時間を割きたいので時間が足りませんが、隙間時間や移動時間を利用して勉強するようにしています。
勉強を始めるタイミングは早いに越したことないです。しかし、いつから始めても無駄になることはありませんし、どんな勉強でも自己投資になります。私も30代から始めて様々な環境が変わりつつあります。今ご覧頂いている方も、すこしづつでも意識を変えてみませんか?
3.なぜ大人に勉強が必要なのか
それでは今回の記事の本題に入ります。
なぜ必要なのか、率直に言うと現状に満足していない方が多いからです。それだけが理由ではないですが、今回はここにフォーカスしたいという想いからこの理由を選定しました。それでは詳しく解説していきます。
私の周りやニュースや雑誌、ネットの情報からよく目にしますが、
忙しくて時間を確保できないから勉強できないんだよね
お給料が低くてモチベーションが上がらない
その仕事は俺には分からないし、出来ないからあの出来る人にやってもらおう
このような事を言っている方は多いのではないでしょうか。そういう言葉を聞く度に私はこう思います。
□忙しくて時間を確保できないから勉強できないんだよね
⇒ただ言い訳をしているだけでは?マネジメントスキルに欠けていると自己申告しているようなものです。
□お給料が低くてモチベーションが上がらない
⇒環境変化のために勉強していますか?給料を上げる方法や他で収入を作る方法はいくらでもあります。
□その仕事は俺には分からないし、出来ないからあの出来る人にやってもらおう
⇒出来ないから勉強してチャレンジしようと思いませんか?人に任せてばかりでは自分のスキルも評価もあがりません。
全ての人に当てはまる訳ではありませんし、環境に寄っては仕方ない部分ももちろんあると思います。そのような制約がない中で前述したことを言っている人が多いように感じています。自分自身でこの状況を変えよう!と思っている方やなんでも吸収しようと考えている方からこのような発言はまず出てきません。時間が無くても、隙間時間で勉強したり、自身の評価や給与が低くても水面下で様々な取組や努力をしていたり、どんな仕事も率先して熟すために見えないところで調べたり、勉強したりしているものです。
現状に満足していない方ほど、勉強が必要であり、自分自身で調べて行動する必要があります。そうでなければ、現状維持又は現状より悪化していきます。なにかを変えたいと少しでも思っている方は、少しづつでも勉強に取り組んでみてください。自分自身で行動して掴んだ知識は絶対に裏切りません。
この記事を読んで少しは頑張ってみようかなと思った方、まずは自分の現在の状況を整理してどうしていったら良いか考えてみましょう。一人で悩んでいても答えが出ない時は、様々なツールを使って質問してみるのも良いと思います。今は昔と違ってSNSやネットなどの環境があります。それでもまずはなにをしたら良いか分からないという方向けに次章で説明しますのでご覧下さい。
4.自身の状況を整理しましょう
それではまず何をしたら良いか分からない方は次のようなことをしてみましょう。
□時間が無くて勉強できないと言っている方
⇒自分の一日の行動表を作成してみましょう。その上で、隙間時間がないか、無駄な時間がないか、自分の行動を取捨選択しましょう。また勉強方法についても、机に向かう勉強だけではなく、移動中にブログを読んだり、youtubeなどのツールで耳で聞く勉強をしたり工夫できるところを工夫しましょう。
□何を勉強したらいいのか分からない方
⇒自分の趣味や好きなことにもっと詳しくなることからやってみるのも良いです。また、自分の仕事に関わる法律や仕事で使う仕様書などがあればそれを覚えてみる、業界の動向や他社の情報をチェックするなども仕事に直結する勉強になるのでおすすめです。
□給料を上げたいけどどうしたらいいか分からない方
⇒給料を上げるためにどうしたらいいかどんな資格を取れば良いのか先輩に聞いたり、ネットの情報などから調べてみましょう。本業だけではなく、副業やその他様々なことでお金を稼ぐことが出来る時代に突入しています。自分に出来ることや興味があることをやってみてはいかがでしょうか。
闇雲にやっても勉強は継続できません。まずは自分の状況と目的を持って、勉強を最適化しましょう。分からなければ、普段から勉強している方の情報をまずは収集するなど、そこから勉強は始まっています。
5.なぜ大人に勉強が必要か(+α)
前述した内容から少し逸れますが、+α編ということで個人的見解をここでお伝えします。
冒頭で少し触れましたが、自分の子供に勉強をしなさい!という親御さんも少なくないと感じています。そんな親御さんは子供の前で勉強している姿を見せていますか?仕事から帰ってきて疲れているから、平日の仕事で疲れているからと言って、休日や平日夜にyoutubeやテレビを見たり、スマホやゲームばかりしてませんか?その行為自体を否定したい訳ではありませんが、子供はそんな親の背中をみてどう思うでしょうか。
お父さんだってyoutubeばっかりみてるんだから僕も見たいよ
僕も日中学校の勉強で疲れてるんだから一緒でしょ
そう思う気持ち理解できますし、私も実際親の背中を見てよく色々なことをまねしていたと思います。「子供は親の背中を見て育つ」という言葉がある通り、普段の親の行動を吸収していきます。もしあなたが普段から勉強せずに子供にいくら「勉強しなさい!」と言っても説得力に掛けませんか?まずは自分が示す必要がありますよね?
私は現在1歳半と0歳の子供がいますが、まだ1歳半の子供でも親の言うことや行動を真似しようとしてきます。そのため、早い段階から子供に勉強する姿を見せて自発性を促すようにしてみようと考えています。これはまだ希望的観測なのですが・・・
今回大人こそ勉強が必要な理由として挙げたのは、前章までの事が重要だと考えていますが、この+αで述べた内容も大切なことです。子供に勉強をさせたいのであればまずは自分が行動しましょう。人を導くには自分が汗をかかなければ導くことはできません。これは家庭内に限らず社会でも同様です。
6.さいごに
最後にここまで読んで頂いた方へメッセージを。
社会は日々変化しています。勉強しなければ変化についていけず、落ちていく一方です。新しい技術や新しい法律など古い知識だけでは太刀打ちできなくなるため、勉強は必須事項です。
あの人はなんでもできるよね。
あの人はなんでも知っているよね。
あの人は色々資格を持っていてすごいよね。
そんなあの人は影でコツコツ努力しています。特別なことはしていません。誰でも出来るコツコツ勉強することをしているだけです。あなたにも出来ますし、そんなあの人になることだって出来ます。スーパーマンなんていません。今できている人はすこし前からコツコツ勉強を始めただけです。
まずは小さいことでも良いので、自分自身の目標を立てて、コツコツ勉強を始めませんか?目標はひとそれぞれで千差万別であるため、勉強内容を他人と比べる必要はありません。比べるのは意欲だけで良いです。それを糧に頑張れることだってあります。
お酒の種類をいっぱい覚えるでもいい、お金について少し考えてみるでもいい、漢字を少し覚えるでもいい、小さなことでもどこかで役に立つ時は来ます。そこから学ぶ楽しみを覚えてしまえば後は勝手に探究心が仕事をしてくれます。
技術は人間を豊かにし、知識は人間の幅を広げると私は考えています。勉強することでチャンスは広がり、生活を豊かにする結果にも繋がります。1度きりの人生諦めずに、楽しく豊かに暮らせるよう努力しましょう。※努力は絶対自分を裏切りません(お金と一緒ですね)
最後までご覧頂きありがとうございました。
時期を見て子供がどのように勉強を始めたかなども記事にしていければと画策していますので、まだまだ先になりますがご期待下さい。
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