技術士第二次試験 口頭試験を受験された方へ

技術士二次試験
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あけましておめでとうございます。

本年もゆっくり投稿ではありますがよろしくお願いいたします。

さて、技術士口頭試験が始まり既に1ヶ月以上が経過しております。今年度受験された方の手応えはいかがだったでしょうか。

合格か不合格か全く評価が分からず困惑している。。。大丈夫かな、、、、もう少し落ち着いて質問を聞いていればもっとこう答えられたのに。

ほとんど雑談で絶対合格できた!質問にもしっかりとした回答ができた!絶対大丈夫だ!

皆様手応えは様々かと思いますので、そんな不安を抱えた方向けに今回は私の経験や受験経験者の話を交えながら合格発表までにやってほしいことを記事にまとめてみました。どうぞ最後までご覧ください。

1.試験の書き起こしをしましょう

 受験された方はすぐに試験の書き起こしをしましょう。口頭試験は筆記試験とは違い記憶が薄れていくスピードが早いです。試験中は緊張している方も多く、自分の発言も終わってみると曖昧な記憶しか残っていない方が多いです。試験後にすぐ書き起こしをしてもすべてを思い出すことが難しいため、なるべく記憶が鮮明なうちに必ず書き起こしをするようにしてください!

 書き起こしをする理由としては、次に説明する先輩技術士に見てもらうことが1番ですが、技術士として今後活躍するにあたり研鑽の一環として振り返ることが重要です。自分が緊張した場、人前でプレゼンする際にどのようなところが弱点なのか把握し、反省すべきところは反省するという作業が重要だからです。試験が終わったー!と色々な欲望を開放する前に試験の書き起こしを必ずするようにしてください。

私は試験終了後直ちに喫茶店に行き、手帳に書き起こしを行いました!

2.周りの技術士に書き起こしを見てもらいましょう

 次に書き起こした文書を技術士の方に見てもらいましょう。ご自身の解答を客観的に見ていただくことで研鑽になり、且つご自身の考え方の幅が広がります。周りに先輩技術士がいない方は難しいですが、今はSNS等でも技術士と簡単につながることができる社会ですので、遠慮せずにDM等でコンタクトを取ってみても良いと思います。私自身もコンタクトをいただいた方には可能な限り支援させて頂きます。

ご連絡頂いたすべての方の対応は難しいですが時間が許す限り拝見させて頂きます!建設部門が専門ですので、他の部門の方は対応できない場合があります。申し訳ありません。

3.技術士らしくとはなにか考えてみましょう

私が口頭試験の勉強をしている際によく耳にした言葉が「技術士らしく」でした。「技術士らしく」と聞いて皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

 コンピテンシーのことなのか、または技術者倫理を持つことなのか、それとも、複合的な問題を解決できる力があることでしょうか。私の考えは前述したことを備える心構えがあるということです。
 口頭試験が終わり今までのストレスを発散する機会であると思います。しかし、冒頭からの申し上げるいるとおり試験の書き起こしをしたり、最新の技術を勉強したり、普段の業務においても自分は技術士になるという自覚をもって業務に取り組むことが重要です。

 技術士は試験に合格してからがスタートです。合格発表までの期間は休息期間ではなく、技術士の名称を使用するための準備期間でもあります。その意識をもって普段の生活を送ってください。

受験生の頃に技術士らしくとよく言われましたが、それが一番難しかったです。合格してみると技術士らしさというものが分かりました。なんだか不思議な感覚です。

4.さいごに

 今回は技術士第二次試験口頭試験を受験した方に向けた記事を書きました。なぜ今回このような記事を書いたか(特に技術士らしく過ごす)というと、私自身も口頭試験受験後に自身の解答内容に納得できず後悔し、合格発表まで不安で不安で仕方ない日々を送っていました。
 結果的に合格はしましたが、合格発表までただの休息期間になってしまっており非常に勿体ない時間を過ごしたため、今後受験される方には技術士としての準備期間として、自分の解答をしっかり反省してご自身の考えている技術士像に近づけるような努力の期間にして欲しいと思います。

 残念ながら不合格になったとしても、その反省するという姿勢や実際の気付きは再度技術士という資格にチャレンジする際においても間違いなく無駄にはなりません。技術士という資格を目指した方全員にそうなって頂きたいです。と、偉そうなことを言っていますが落ちるかもしれないという不安で不安で集中できない日々を過ごしていました。

合格発表前日は一睡もできず寝ずに合格発表を迎えました。

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