技術士第二次試験受験者の筆記試験後の感想ランキング

技術士二次試験
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 技術士二次試験の筆記試験が終了してから約2週間。

 受験された方は試験当日の論文の復元終了しましたでしょうか。復元は必要ないと仰る方もいらっしゃいますが、口頭試験の勉強開始判断や口頭試験で筆記試験で解答した内容から問われるなど、後々必ず必要になります。時間が経過しているので記述した詳細までは覚えていないと思いますが、骨子だけでも復元をしましょう。

そもそも口頭試験に合格する見込みないし、復元はいいや~

 その姿勢がそもそも技術士として相応しくありません。

 技術士資質能力に継続研鑽という項目があります。試験が終了したからもういい!ではなく、自分の論文のどこが良いのか、またはダメなのか、ご自身で分析して次に生かすことで継続研鑽していくことが重要です。その姿勢があれば、いつか合格して必ず技術士になれます!

 さて、今回は技術士二次試験の論文添削講師をしている私が感じる、「受験者の感想」をランキング形式にまとめました。同じような感想を持った方は、今後の勉強に役立てて頂ければ幸いです。今回は私が建設部門の施工計画、施工設備及び積算部門の技術士であるため、今年の試験問題を参考にしながら紹介していきたいと思います。

第3位 骨子がまとまらなかった

 皆さんが論文を書き始める際にまず骨子を作成していますか?

 論文を作成する上で骨子は非常に重要です。骨子を作成することで論文の構成や自分が記述する内容が明確になります。文字に起こして可視化することでも、論じたい内容がおかしくないかなど自分でチェックすることができます。

 多くの受験生から聞く感想として、「時間がなくて骨子がまとまらなかった」「骨子が中途半端な状態で論文を書き始めた」が多いです。なぜこのような状態になるかというと、問題文を読んでから骨子に起こす練習不足か論文に必要な知識不足です。まずは骨子の構成を事前に決めておくことと、論文に必要な知識をしっかり勉強していきましょう。今回は令和3年度技術士二次試験 建設部門の必須問題Ⅰ-2について骨子作成手順の例(私の場合)を紹介したいと思います。

この問題を読んでから骨子を作成する手順を紹介します(私の場合)

①問題文に解答に必要な事項を整理する

➁設問のインデックスに応じてタイトルを作る

③各タイトルの中身となる実際に記述する内容の概要版を作る

 ※実際に作成する骨子については次の記事で紹介しようと思います。

第2位 勉強していないテーマが出た

 技術士二次試験の建設部門の問題では、毎年似たようなテーマが出題されています。今までに無い全く違うテーマの問題が出題されることは確率として非常に少ないです。そのため、勉強していないテーマが出題されるということは、単純に勉強不足と過去問分析が出来ていないという証拠です。まずは過去問を分析して、出題傾向が高いものから優先順位をつけて勉強しましょう。

 参考に、過去の問題をまとめた表を紹介しますので今後の勉強の参考にしてください。

第1位 題意に沿った解答ができなかった

 圧倒的に多いのがこの「題意に沿った解答ができなかった」です。技術士二次試験を受験される方は非常に長い期間勉強してきた方が多く、知識も非常に多いです。しかし、いざ試験になって試験問題を読んで持っている知識から論文を展開していく際に、この題意に沿った解答ができず不合格になってしまうケースが多いです。前述した骨子の作り方の問題も多少あるかと思いますが、当日の緊張や普段の力が出せないなどその他の要因も相まって、自分が知っている知識のみを慌てて記述してしまう事態に陥ってしまうようです。私も過去の試験で同じように自分が知っていることだけをとりあえず書く!という時期があり、3枚論文最後の行まで書きましたがC評価だった経験があります。

 例えば、令和3年度の建設部門 施工計画、施工設備及び積算の選択科目Ⅲ-1問題で見ていきましょう。下記は試験問題です。

 今年度の問題では、昨年までと違う要素として「週休二日が前提となった多工種工事を受注した。本工事の受注者(元請負人)としての立場で、以下の問いに答えよ。」とあります。今までの試験の傾向から建設業全体での週休二日への取り組みなどを勉強してきた方が多いと思いますが、ここでは受注した工事単体での解答が求められています。ここを勘違いして事前に準備していた内容を当てはめていくと題意に沿った解答にならない可能性が非常に高まります。

 この問題を読んで、今までのご自身の現場経験と今まで勉強してきた週休二日に関する事項を現場単位に落として骨子に反映させ論じていくようにすることが重要です。この問題についても、今後骨子の参考例を解説していく予定です。

さいごに

 今回紹介した受験者の感想は一例ですが非常に多くの方が感じる内容ではないでしょうか。今年度の合格が厳しい方は来年度の勉強方法に役立てて欲しい内容でもあります。知識はいくらでも頭に入れることができますが、それを題意に沿ってどう表現するかを問われている試験だと私は考えておりますので、そのための骨子であったり設問の内容を迅速かつ的確に把握する訓練に比重を置いて勉強を進めてみてください。

 今回紹介した感想と同じことを思っていた方は、過去問をしっかり分析して問題文から題意を読み取り骨子を作る練習をしっかりと行ってみてください。その部分の成長が合格に近づくための秘訣です。

 

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