1級土木施工管理技術検定(第1次検定)を受験する方へ

土木施工管理技士
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 令和3年7月4日は1級土木施工管理技術検定の1次検定です。いよいよ明日となりましたが、受験される方はいかがお過ごしでしょうか。緊張されている方、焦って勉強している方、早く終わらないかなと思っている方、様々かと思います。私から試験に向けての注意事項とエールを皆様に送りたいと思います。よろしければ最後までご覧ください。

1.試験前の準備

 試験前の準備は非常に重要です。今まで勉強した成果を当日に存分に発揮できることが大切です。事前の準備や確認は必ず行うようにしましょう!土木施工管理を受験する皆様であればわかると思いますが段取り8分です!

会場までのルートと時間の確認

 明日の試験会場までのルートや到着時間は確認しましたか?試験当日に電車の遅延で集合時間に間に合わない場合も考えれます。当たり前のことですが、時間に余裕を持って到着するようにしましょう!電車の遅延も考慮して、回避ルートも検討しておきましょう!生コンの運搬ルート計画と同じです。

 会場近くのホテルへ前乗りする方は、時間に余裕を持って会場へたどり着けると思います。近くの喫茶店で気持ちを落ち着けて最後に不安なところを確認し、会場へ向かいましょう!

昼食の準備

 昼食はどうするか決めていますか?皆さんが以外と気に掛けていない昼食ですが、この時間を有効に活用することも試験では重要です。試験会場付近は受験生が多く、コンビニや飲食店は混雑する可能性が高いです。午後の試験に向けて準備をするために、少しでも時間を確保しましょう!自宅近くのコンビニでの購入やお弁当を持参するなど工夫しましょう。また、昼食時の食べ過ぎや逆に何も食べないということはやめましょう!集中力を阻害する要因にもなりますので、適度な栄養を摂取することが大切です!これも段取りの一部ですね。

1級土木施工管理技術検定の受験の手引きにも書いてありますね。弁当は持参するようにしましょう!受験の手引きのリンクを貼っておきますので今一度確認しましょう。受験の手引き

一般財団法人 全国建設研修センターHP 1級土木施工管理技術検定 受験手引きより

2.試験時の注意点

 いよいよ試験です!当たり前ができない方や思い込みによる失敗で失格や減点に繋がることは決して少なくありません。

そんなこと、当たり前だし知ってるよ

 そう思う方ほど危ないです。油断は禁物ですので次のポイントは抑えましょう!そして、試験開始前には注意事項をよく読んで、当記事のことを思い出してください。

試験地、氏名、受験番号を忘れずに!!

 基本的なことですが、受験地、氏名、受験番号は必ず最初に記入しましょう。ここをミスしてしまうと失格となる場合もあります。いきなり問題を解くのではなく、必ず必要事項から記入しましょう!

 また、受験番号はマークシートの番号を塗りつぶすようになっていますので、煩雑にならないよう丁寧に塗りつぶしましょう。※認識されない場合は最悪「失格」になる場合もあります。

選択問題には注意!!

 午前中の問題A(選択問題)は全問解答する形式ではありません。指定された問題数を解答するようにし、それ以上解答することのないように注意しましょう!減点対象となります。

令和2年度 1級土木施工管理技術検定学科試験 問題A(選択問題)より

 問題文表紙に前述のような解答数が記述されています。必ず事前に確認することと、解答後に解答数を数えてください。問題内容の見直しも重要ですが、選択問題については、解答している場所と解答数に特に注意してください。

私の知り合いに選択した解答数は合っていたが、マーキングした場所がずれていたと思われ不合格になった人もいます。自己採点で合格に達していてもマークミスで不合格になる場合も想定されるので、このようなことがないよう徹底的にチェックして回避しましょう!

午前の試験は振り返らない!!

 

この時間をどう過ごすかによって、合否も変わってきます。確実に合格をしたい方はぜひ有効活用しましょう!

 昼休み時間は約1時間あります。この1時間を有効活用するか、試験においては大切なことです。

 午前中の試験が終了した後、振り返りを行う方も多いかと思います。それは絶対にやめましょう!!この時間に午前中を振り返ってもなにも得られるものはありません。ここで一喜一憂することが、集中力を低下させる要因になります。振り返るのは試験が終了してからでよいので、昼休み時間は午後の試験問題の最終確認と心を落ち着けるために少し歩いたり、深呼吸をして過ごしましょう!知り合いがいても午前中の答え合わせはNGです。

3.受験する皆様へ

あなたの努力は裏切らない

 今回1級土木施工管理技術検定の第1次試験を受験するにあたって、皆さんはどの程度勉強されてきましたか?十分過ぎるほど過去問を解いた方や仕事が忙しくてなかなか思うように勉強が進まなかった方、様々かと思います。勉強時間に関わらず、全く努力をしていない方はいらっしゃらないと思います。仕事で思うように勉強ができなかった人も、普段の仕事が勉強になることだってあります。1級土木施工管理技術検定を受験できる時点ですでに相応の経験を有しているのですから。今までやってきたことを落ち着いて解答できれば十分に合格できます。油断せず、真剣に試験に立ち向かってください。そうすればあなたの努力は裏切りません。

1級土木施工管理技術検定は受験時点で相応の経験がある方です。十分な経験がある上で、土木技術や施工に関する知識を問われる試験であると私は考えています。土木技術者として第1線で活躍している自信をもって臨んでください。

最後まで諦めない精神で!

 1級土木施工管理技術検定において、時間が足りなくなるという方は少数派かと思います。大部分の人は時間が余ってくると考えられますが、余った時間で確認作業は必ず行いましょう!分からないからと言って投げやりになるのではなく、過去の経験を思い出してみることや選択問題では解答していない問題をみて正解率を上げる努力をするなど、試験中にやれることはたくさんあります。1年に1度しかないチャンスを棒に振らないよう最後まで諦めないでチャレンジしましょう!

施工管理技士は合格率だけを見ると他の国家資格より高い傾向にありますが、十分難しい試験です。土木施工の経験がある方のみが受験対象になっていることを忘れずに。。。最後まで走り切りましょう!

4.さいごに

 建設産業は昨今人手不足が問題視されています。そのため、今後老朽化したインフラ整備や激甚化する災害への対応などの課題に対して、土木技術に関する技術者の需要が増々高まります。1級土木施工管理技士になることで、工事現場の責任者として前述した課題に取り組み国民全体の生命と財産を守ることに繋がります。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、事実です。また、この資格を取得することができれば、建設業界で重宝される人材になることは間違いありません。それだけの資格に挑戦するんだという意気込みで受験に臨んでください。

人手不足も相まって施工管理技士の需要は非常に高まっています。今年度から技士補という新制度ができ、若手技術者の活躍の場がさらに広がっています。このチャンスを逃すことなく、合格を勝ち取りましょう!

 このブログを読んで下さっている方には、非常に勉強に熱心な方が多数いるのではないかと私は思います。私の願いとしては、試験だけに向けて勉強するのではなく、日々勉強をしていってほしいです。土木技術に関わらず社会は日々変化と進化を繰り返しています。1級土木施工管理技士となってから、持っているからいいんだという感覚は捨てて、日々アンテナを張って継続的な研鑽に励みましょう。それでこそ一流の技術者だと私は考えます。

 本当のさいごに、、、これまで仕事が忙しい中勉強お疲れさまでした。明日その成果を十分に発揮できるよう本日の勉強は少し軽めにして、体調を万全にするように努めてください。※夜更かしは禁物ですよ!貴重な時間を費やしてこの記事を読んでいただきありがとうございました。

あなたの合格を明日全力で応援しています!そして、合格したあなたと1級土木施工管理技士としてどこかで肩を並べて仕事ができる日を楽しみにしています!

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